YAHOO! JAPAN 特別企画

ふるさと再発見特集

掲載期間:2016年4月1日〜2017年3月31日

愛媛県

目で見て、肌で感じて、耳を澄ませば太鼓の音
世界的観光名所になった「道後温泉」

「道後温泉」のプロフィールは、温泉大国ニッポンのなかでも際立っています。まずはその歴史。今から約3000年前にはこの地で沐浴がなされていたといいます。そして、格。聖徳太子の時代から皇室の湯治場として名を馳せ、道後温泉本館の木造三層楼の印象的な佇まいは公衆浴場として初の重要文化財に指定されました。また、ミシュランの三ツ星(2009年)に認定され、世界的観光地として多くの外国人旅行者が訪れています。
塔屋に赤いガラスが印象的な太鼓楼「振鷺閣(しんろかく)」を眺め、館内では皇室専用の浴室「又新殿(ゆうしんでん)」の観覧と文豪夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」を見学。

目で楽しんだら、アルカリ性単純泉の湯に浸かって肌を労わりましょう。さらに、朝・夕・夜の3回打ち鳴らされる「刻太鼓(ときだいこ)」も必聴。環境庁(当時)の残したい日本の音風景100選に選定されています。そして、ここ道後温泉本館をはじめ、道後地区のホテルなどでは、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」という、温泉とアートを楽しむ新たな試みを展開。2016年2月29日まで開催しているので、こちらにもぜひ足を運んでみては。
写真提供(左):© mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery

世にも美しい二枚貝「愛南ヒオウギ」
海のおいしい宝石を目でも舌でも味わおう

橙、黄、赤、紫のカラフルな貝殻。海が育てたその美しい天然色が、「ヒオウギ貝」の最大の特徴です。南予地域にある愛南町の内海(うちうみ)は水温や栄養の面で、ヒオウギ貝の生育に適しており、全国でも有数のヒオウギ貝の産地となっています。愛南漁業協同組合 内海支所では、ヒオウギ貝の殻の表面を丁寧に磨き、味・見ためが一番良いとされている直径8cmの大きさになったものを「愛南ヒオウギ」として出荷しています。

カラフルさに目が奪われてしまうヒオウギ貝ですが、実はホタテの仲間で、味はホタテに比べて甘みが強く濃厚。一年のなかでも寒くなるこれからの時期は身が太り、特におすすめ。刺身や炉端焼きはもちろん、煮物、炊き込みご飯、パスタなど幅広いメニューで楽しむことができます。最近では色鮮やかな貝殻を生かした「シーボーンアート」にも注目が集まっていて、美しくておいしいヒオウギ貝の可能性が広がっています。

量だけでなく質だって日本一!
一年中おいしい「柑橘類」が楽しめます

言わずと知れた日本一の柑橘王国、愛媛。一番なのは生産量だけではありません。愛媛みかん、いよかん、デコポン、ポンカンなど馴染み深い品種だけでなく、紅まどんな、甘平など高級な新種が続々と開発されて品目数は40種類以上(2位の鹿児島県の1.4倍)に及び、生産量でも質でも日本一になっています。ほぼ一年を通じて何かしらの柑橘を楽しめるというから驚きです。どうして愛媛の地でおいしい柑橘類がいっぱい育つのでしょうか? 答えは、3つの太陽の力。

ひとつめは、空から直接浴びる太陽の光。2つめは、東洋の地中海と呼ばれる瀬戸内海から照り返す反射光。最後が、柑橘類を栽培している急傾斜地からの照り返し。自然の恵みが王国を支えているのです。
また、家庭の蛇口をひねると「みかんジュース」が出てくるという都市伝説があるほど、県民も柑橘大好き。松山空港のロビーには、そんな都市伝説を裏付けるオブジェ「みかんジュースタワー」が2015年の2月に設置されました。

世界に誇れるために設けられた
独自の品質基準とは?

愛媛県の北部に位置する今治(いまばり)は、国産タオルの50%以上を生産するタオルの聖地。明治の時代から120年の歴史で培った技術が保証する高い品質の「今治タオル」は、日本だけでなく世界でも愛されています。どうして今治産は特別なのでしょうか? その秘密は、水にありました。高縄山を源流とする蒼社川の伏流水や、日本七霊山のひとつに数えられる石鎚山から流れ出る地下水など、重金属がとても少なく硬度成分も低い、良質の軟水が豊富にあること。この軟水で晒しを行うことで優しい仕上がりとなり、染めに関しても繊細で柔らかな風合いや鮮やかな色が表現できるのです。

また、今治タオルブランドを名乗るために独自の品質基準が定められているのも見逃せません。例えば、「タオル片が水中に沈み始めるまでに要する時間が5秒以内」といった基準を通して、「洗わなくても使い始めから水を吸うタオル」であることが求められます。そうしたいくつもの品質基準に合格した、安心で快適に使える高品質なタオルだけを「今治タオルブランド」として世に送り出しているのです。

のどかな風景が広がる
「天空の別世界」でリラックス

日本にもスイスがありました。天空を近くに感じる標高約1,000m〜1,500mの高台に、東西25km、幅3kmにわたって広がる緑の大地。四国カルストは、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台と並ぶ日本三大カルストのひとつで、都会では決して味わえない圧倒的な解放感に包まれる人気のスポットです。東西に延びる「四国カルスト横断線」がドライブ、ツーリングのメインルート。

観光の拠点は、カルストのほぼ中央に位置する「姫鶴平」で、白い岩肌の石灰岩が緑の大草原に混じって点在する光景に加えて、春から秋までは牛が放牧された牧歌的な風景が見られます。姫鶴平から歩いて行ける「五段高原」の頂上(標高1,456m)からは、天気が良ければ太平洋の海原や西日本最高峰・石鎚山を臨めます。また、カルスト周辺には、高原産の乳製品を販売するショップや動物と触れ合える牧場、宿泊できるペンションまでそろっており、大自然を満喫できます。

世界七大「サイクリングコース」のひとつで
自分だけの休日を楽しみたい

愛媛県今治と広島県尾道を結ぶ「しまなみ海道」は、自転車で本州と四国を行き来できる唯一の道路。サイクリストではなくても瀬戸内海の雄大な眺めを堪能し、潮風を肌で感じながら走ってみたくなるコースです。向島、因島、大三島など6つの大きな島を横断するサイクリングコースは全長約70km。自治体が運営するレンタルサイクルターミナルがコース内に15カ所もあって、乗り捨ては基本的に自由です。健脚自慢ならば一日で走破してもいいし、宿泊施設やキャンプ場が充実しているので途中で泊ってもOK。

コースの一部だけ自転車で走るのだって爽快です。しまなみ海道随一の絶景が見られる亀老山展望公園、アーチ状の伯方・大島大橋を臨める鼻栗瀬戸展望台、お遍路のお寺、美術館など観光名所は盛りだくさんですが、例えば、無人島の見近島(無料キャンプ場あり)でのんびりするなど、自分流の休日を楽しめるのも魅力です。
(写真提供:NPO法人シクロツーリズムしまなみ)

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