YAHOO! JAPAN 特別企画

ふるさと再発見特集

掲載期間:2016年4月1日〜2017年3月31日

奈良県

美人の湯として知られる「お亀の湯」
大自然に囲まれた露天風呂の開放感!

奈良県の東北部に位置する曽爾(そに)村。村の東側には標高1,037mの倶留尊山(くろそやま)がそびえ、その山麓の高原地では「曽爾高原温泉 お亀の湯」が湯気を立ち上らせています。ここは天然温泉を引き入れた日帰り入浴施設で、「石の浴室」「木の浴室」という名の2つの入浴場があります。石を配した「石の浴室」の露天風呂では、広々とした高原と山並みを一望。春から夏にかけては鮮やかな新緑、秋には夕日に照らされて金色に染まるススキ、そして冬には、雪を被った銀世界が目の前に広がります。

ウッディーな内装の「木の浴室」の露天風呂からは、大空を削るように切り立つ鎧岳や兜岳が眺望できます。その景色はまさに圧巻の一言。また、ここの温泉はその泉質も大きな魅力。アルカリ性のナトリウム-炭酸水素塩泉で、ぬめりのある触感のお湯は肌にしっとりと馴染みます。まるで「高級美容液に浸かっているよう」と評判で、「美人の湯」として知られています。

古都・奈良を代表する歴史的建造物の数々が
闇夜に照らされる「ライトアッププロムナード」

710年に平城京へ都が移ると、奈良は華やかな貴族文化の中心地となりました。「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録された建造物の多くはこの頃に作られ、今なお当時の趣と美しさを誇っています。7月18日から9月27日にかけて開催される「ライトアッププロムナード」は、数々の歴史的建造物に照明を灯して、幻想的に夜景を演出するイベント。
奈良公園一帯では、古都・奈良のシンボルである「興福寺 五重塔」、水面に映り込む月が奈良八景に数えられる「猿沢池」、鷺池に建つ六角形の「浮見堂」、深い朱色が印象的な「春日大社 一之鳥居」「仏教美術資料研究センター」が、日中とは違った表情を見せます。

そしてこの期間にしか見られないのが、大仏で知られる「東大寺」のライトアップ。大仏殿と中門、金剛力士像が納められた南大門を、厳かに照らします。
そのほか、大池に映った遠望が美しい「薬師寺」や平城京跡の「朱雀門」「第一次大極殿」も、暗闇のなかに神々しい姿を披露。荘厳な雰囲気と歴史ロマンを感じながら、夜の古都を散策してみては。

そうめん発祥の地・奈良盆地で食べる
独特の口あたりの「絶品そうめん」

夏といえば、そうめん。日本中で食べられているそうめんは、奈良県三輪(現在の桜井市)で生まれました。今から1,200年余り前、日本最古の神社として知られる三輪山の大神(おおみわ)神社の大神主であった大神朝臣狭井久佐(おおみわのあそんさいくさ)の次男・穀主(たねぬし)が、飢饉と疫病に苦しむ民の救済を祈願。神の啓示の通り三輪の里に小麦をまき、そうめんを作り始めたといわれます。その後 三輪素麺はお伊勢参りの途中で訪れた人々を魅了し、手延べの製法は播州(兵庫県)、小豆島、島原へと伝わりました。

手延べそうめんは11月から3月の寒期に作られ、その後そうめん蔵に納めて保存しますが、高温多湿の梅雨を越すことでコシや風味が高まる効果があり、これを“厄をこす”といいます。四季のはっきりした三輪の自然と風土を最大限に生かして作られた三輪素麺は、口あたりは滑らかなのにコシが強く、ゆでた後も伸びにくいのが特長。奈良を訪れた際はぜひ、その味を堪能してください。

1点1点手作りで表情が異なる
和紙の「動物張り子」は要チェック

奈良を代表する特産品といえば、吉野の和紙。7世紀に大海人皇子が養蚕とともに伝えたのが始まりといわれ、優れた風合いと粘り強さを備えた高級和紙として、多くの文豪に愛されてきました。そんな吉野和紙をはじめとする和紙を扱う専門店が「藤田芸香亭」。もともと紙と文具を扱っていたお店を、1973年に美術工芸品と和紙の専門店としてリニューアル。昭和初期の木造洋館の店内には、大きさ・色・厚さ・柄・すき方などが異なる、多種多様な和紙がそろいます。

その品ぞろえは和紙だけにとどまらず、オリジナルのはがきや、カラフルな和紙を松や桜などの形に切り取った貼り絵パーツ、ポチ袋などのグッズも充実。なかでも女性から人気を集めているのが、和紙を使ったオリジナルの張り子人形です。和紙を貼り合わせ、ネコや鳥、奈良といえば外せない鹿などの動物をかたどった張り子は、すべて手作りのため1点物。一つひとつ微妙に異なる表情がかわいいと評判です。

切り立つ崖で、自然が作り上げた
「芸術とスリル」を楽しむ

目のくらむような断崖絶壁。奈良県と三重県の県境にある標高1,695mの日出ヶ岳。その西部に位置する大蛇ぐらには、激しい侵食によって標高差約800mの深い谷が形成されています。上空から見ると、その様子はまるで出刃包丁の歯を上に向けて立てたような、鋭い地形となっています。この地形は地質そのものが硬い岩石であることに加え、そのなかにある割れ目や、谷頭(こくとう)浸食などにより形作られたと考えられています。

このような地形は氷河の浸食で形成されることがありますが、大蛇ぐらのように、谷頭浸食でできた例は世界的に見ても少なく、貴重な存在です。大蛇ぐらは切り立った崖となっているため、視界を遮る物が何もなく、大パノラマが広がります。大蛇の背に乗ったようなスリルを味わいながら、目の前に広がる大峰連山の絶景を眺める。これぞ、雄大な自然が作り出した芸術作品です。

復原された「平城宮」内をめぐり
1,300年前の都に思いをはせる

「あをによし 寧楽(なら)の京師(みやこ)は 咲く花の 薫(にほ)ふがごとく 今盛りなり」という歌が詠まれた平城京。710年、大規模な首都としてつくられました。中心に位置する平城宮には天皇の住まいや官公庁が集まり、日本の中心地として栄えました。その跡地が、今は特別史跡として国民的な文化遺産となっています。跡地といってもそのまま保存するのではなく、古代都城文化を体験的に理解できるようにと、建造物の復原などの整備が進められています。

甲子園球場が30個も入る広大なスペースには朱雀門や東院庭園などの建物が復原され、平城遷都1,300年にあたる2010年には、平城宮の中核をなす第一次大極殿が完成しました。今後は第一次大極殿を取り巻く南門・廻廊などの復原整備も予定されているとか。都の正門朱雀門をくぐり、東院庭園に咲き誇る季節の花を愛でれば、気分はすっかり奈良貴族。歴史のロマンを感じられます。
(写真提供/奈良市観光協会 撮影/矢野建彦)

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