YAHOO! JAPAN 特別企画

ふるさと再発見特集

掲載期間:2016年4月1日〜2017年3月31日

埼玉県

切り立つ岩肌に出現する「無数のつらら」
大滝氷まつり期間中は美しくライトアップ

奥秩父の自然に囲まれた大滝村には「三十槌の氷柱(みそつちのつらら)」と呼ばれる景勝があります。三十場(みそば)地区と槌打(つちうち)地区からなる「三十槌(みそつち)」という地名があり、つららができるのはウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場直下の荒川河川敷。寒さが厳しくなると、荒川沿いに切り立つ山の岩肌から染み出た湧き水が凍って徐々にその姿を現し、無数のつららが氷の芸術を作り出します。

見頃は1月中旬から2月中旬で、つららが最も美しい時期には「大滝氷まつり」を開催。夜間にはライトアップされ、昼間とはまったく違う幻想的な光景を織りなします。会場では甘酒や特産品の販売も行われます。足元が凍結して滑りやすくなっているため、歩きやすい靴やストック(杖)などの準備をお忘れなく。開催期間はつららの状態によって毎年異なりますので、主催の秩父観光協会大滝支部にお問い合せください。

草加がどこなのか知らない人でも知っている
若田光一さんと宇宙へ行った「草加せんべい」

せんべいの起源は古く、千数百年前といわれています。もともとは、米を蒸したものを飯と呼び、これをついてつぶしたものを餅、さらに乾燥させると堅餅(かたもち)と呼ばれ、堅餅は焼いて食べる保存食として重宝がられていました。その後、堅餅に豆や胡麻を混ぜたり、塩味をつける製法が好まれ、それを焼いた塩せんべいが「草加せんべい」の源流となっていきます。江戸時代、醤油が造られるようになると草加では醤油せんべいが売れ始め、堅焼きならではのパリッとした食感と醤油の香ばしい風味を特徴とするようになりました。

良質の米、水、醤油が身近にあったこと、熟練された製法で造られた本物の味であること、日光街道の長い旅の間食としても好まれ、値段も手ごろで軽量であったことが「草加せんべい」の知名度を上げたのです。草加市に、せんべい屋は50軒以上もあり、環境省の「全国かおり風景100選」に醤油のかおりの街として認定を受けています。

日本を代表するひな人形として地位を確立
380年の歴史を誇る伝統工芸品「鴻巣(こうのす)びな」

埼玉県は節句人形作りで全国第1位。なかでも鴻巣市は全国的にも有名で日本を代表するひな人形の生産地としてゆるぎない地位を確立しています。節句人形が現在のような豪華さを見せ始めるのは江戸の中頃ですが、鴻巣はその頃から「鴻巣びな」として関東三大雛市(鴻巣、越谷、江戸十軒店)のひとつに数えられるほどの規模でした。特にきものの着付けでは関東一という評判で、安価で良質な「鴻巣びな」が人気を呼ぶと、江戸の雛問屋との間で職人の引き抜きトラブルが発生したというエピソードも残っています。

明治になっても「鴻巣びな」の製作は盛んで、越谷6軒、大沢2軒、岩槻3軒に比べて、鴻巣の人形業者は31軒、職人が300人という記録がその活況ぶりを伝えています。2月中旬から3月上旬に開催される「鴻巣びっくりひな祭り」では、高さ7mもの日本一高いピラミッドひな壇が公開。国内有数の人形街で、代々と受け継がれる贈り物を。

広大な敷地を埋めつくす見事な花じゅうたん
関東屈指の芝桜アートを楽しもう

秩父の風景といえば、長瀞(ながとろ)渓谷や秩父湖、紅葉の滝を思い浮かべる人が多いはず。そんな、水や木々の印象が強いこの地に、芸術的な花畑が存在することを知っていますか? 羊山(ひつじやま)公園の南側、秩父のシンボルといわれる武甲山を東に望む丘陵地には「芝桜の丘」が広がり、春になると一面が白やピンク、淡いブルーの花で彩られます。その規模は約17,600m2、9種類、約40万株。羊山丘陵の斜面を利用して植裁された、さまざまな色の芝桜は、花をパッチワークにしたかのように芸術的な景色をつくりあげています。

東側から眺めた斜面のデザインは、秩父夜祭の笠鉾(かさぼこ)、屋台の山車に乗った囃子手(はやして)が着こんだ、紅白襦袢(じゅばん)模様をイメージしたものだとか。公園内には、見晴しの丘やふれあい牧場、アスレチック広場のほか、棟方志功の作品を中心に展示した「やまとーあーとみゅーじあむ」などもあり、年間を通して楽しめます。

国道16号の下に建設された壮大な空間
「国土交通省首都圏外郭放水路」は必見!

「国土交通省首都圏外郭放水路」は、あふれそうになった中小河川の水を地下に取り込み、トンネルを通して江戸川に流すため、国道16号の地下約50mに延長6.3kmで建設された世界最大級の地下放水路。この施設によって中川・綾瀬川流域の浸水被害は大幅に軽減されています。主に、各河川から水を取り入れる流入施設、貯水や流下をする地下水路、そして地下水路から水を排出する排水機場などで構成され、なかでも116段の階段を降りると現れる巨大プール「調圧水槽」は、荘厳な雰囲気が漂う象徴的な空間。

天井を支えている柱は59本あり、柱の重さは1本あたりなんと約500t! 地下トンネルから流れてきた水の勢いを弱めてスムーズに流すための役割を担い、ギリシャのパルテノン神殿のように柱が立ち並ぶ姿から地下神殿ともいわれています。事前に申し込めば1名から見学が可能、映画やドラマの撮影にも使用されている迫力の光景を見てみたいと思いませんか。
(写真提供:国土交通省江戸川河川事務所)

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