YAHOO! JAPAN 特別企画

ふるさと再発見特集

掲載期間:2016年4月1日〜2017年3月31日

富山県

海岸線に延々と続く青白い光の帯
実は「ホタルイカの身投げ」の風景

夜の海岸線を埋め尽くす、無数の青白い光。その不思議な輝き、一体何だと思いますか? なんと「ホタルイカ」なのです。ホタルイカ漁で有名な滑川市を中心とした富山県の海岸線は、3月から5月頃、「ホタルイカの身投げ」が見られる場所として注目を集めています。「身投げ」とは、月明かりの少ない新月前後に、普段は深海に生息するホタルイカが、産卵のために浅瀬に上がってくることで起きる現象。砂浜に打ち上げられたホタルイカの美しい光景を一目見ようと、毎年全国各地から観光客が訪れています。

ちなみに、このホタルイカ、捕獲して持ち帰ってもかまいません。地元では「ホタルイカすくい」と呼んで、打ち寄せられて「身投げ」状態になる前にすくってしまうのだとか。神秘の風景を見にきたけれど、おいしいホタルイカすくいに夢中になってしまう人が後を絶たないそうです。

国内最大級のスケールと迫力の「黒部ダム」
観光放水は10月15日まで、見逃すな!

日本を代表するダムのひとつ「黒部ダム」。富山県東部の黒部川上流に建設されたアーチ式コンクリートダムは、その美しさにおいても国内屈指といえるでしょう。高さ(堤高)は186mで日本一を誇り、1956年から始まったダム建設は延べ1,000万人もの人員が従事しました。その困難を極めた「偉業」は日本の高度経済成長期を代表する一大プロジェクトといっても過言ではなく、映画やテレビドラマでも描かれています。
さて、そのような苦難と栄光の物語を持つ「黒部ダム」ですが、現在では観光スポットとして毎年100万人以上の観光客を集めています。

見どころはなんといっても雄大なアーチ状のダムそのものですが、6月26日から10月15日までは「観光放水」を眺めようと多くの人で賑わいます。放水を真上から眺めるなら堰堤(えんてい)、最も近くから観るなら新展望広場がおすすめ。大迫力の「黒部ダム」を、お好みの位置からぜひその目に焼き付けてください!

東京ラーメンショーで3年連続売上1位!
ご当地ラーメン「富山ブラック」

真っ黒で濃い味のスープで全国的に有名なラーメンとなった「富山ブラック」。なぜゆえに黒く濃いのか。そこには戦中戦後の富山の歴史が関わってきます。終戦末期、富山大空襲があったのをご存じでしょうか。その被害は市街地のほとんどを焼失するという甚大なものでした。そして、その復興を担ったのが当時の富山の若者たち。肉体労働時の塩分補給として醤油を濃くしたスープになったといわれています。また、若者のおなかを満たすため、ラーメンがごはんの「おかず」になるよう、味を濃くしたのだとも。

富山ブラック、なかなかに男気溢れるストーリーが隠されているのです。さて、ご当地ラーメンとしてさまざまなお店が乱立する富山ブラックですが、元祖といわれるお店が「西町大喜」。本店のほか、計5店が富山駅周辺で営業しています。麺はもちろん、チャーシュー、メンマなどすべてに味が染みこむ、まさにザ・富山ブラック。この色と味、ご賞味あれ。

伝統の技術を新たな発想でデザイン
曲がる特性を生かした「錫(すず)製品」

400年余りの鋳物産業の歴史を持つ富山県高岡市。鍋・釜・鉄瓶などの日用品や鍬(くわ)、鋤(すき)などの農耕具から始まり、江戸中期頃には釣鐘や灯籠などの銅鋳物がつくられるようになりました。「高岡銅器」といえば、その品質の高さを裏付けるものとして広く知れ渡っています。そして、高岡の鋳物の技術を新たな製品で活用しているのが「能作」の錫製品。抗菌作用が強く、金属アレルギーになりにくい特徴を持つ錫は、古くは茶器や酒器の素材として用いられていました。

もうひとつの特徴が「柔らかい」ということ。1916年から鋳物をつくり続ける「能作」は、人の力で簡単に曲がってしまう性質を逆手に取った製品を展開。自在に曲げて使えるバスケット「KAGOシリーズ」は、都内セレクトショップなどでも人気を集めています。今では、高岡の錫製品は多くの鋳物職人・作家に製作されるようになり、新たな高岡の名産品として注目を集めています。
(画像提供:株式会社 能作)

峡谷に渡るレトロな鉄橋、勇壮な岸壁
絶景ビューを堪能できる「トロッコ電車」

長さ86km、標高差3,000mを流れる黒部川の中流から上流にかけて続く黒部峡谷は、「日本三大渓谷」「日本秘境100選」に選ばれる壮大な日本の秘境。切り立った深いV字峡を形成する大峡谷です。その黒部峡谷には、富山有数の温泉地である宇奈月エリアから大自然に囲まれた欅平エリアまで「トロッコ電車」が走っています。その距離20.1km。いくつもの橋やトンネルを越えていきます。沿線はどこを通っても絶景、また絶景のルート。

なかでも宇奈月駅を出発したトロッコ電車が最初に渡る、深紅の鉄橋を真下に望む「やまびこ展望台」や、黒部万年雪を間近に観賞できる「万年雪展望台」などの人気ポイントは必見です。かつて黒部ダムを中心とする電源開発のため、トンネルやダム工事の現場から土砂や資材、作業員を運んだ「トロッコ電車」。現在はたくさんの観光客を乗せて、立山黒部の美しい大自然のなかを、ゆっくりトコトコと走り抜けていきます。

茅葺き屋根の情緒溢れる風景
世界遺産に登録された合掌造りの宿へ

富山県に世界遺産あり。県の南西端にある五箇山(南砺市)では、岐阜県の白川郷と並び「合掌造り集落」がユネスコの文化遺産として登録されています。古いものは400年前に建造されたといわれ、雪深い自然環境に対応する強固なつくりが、独特の建築様式を生み出しました。さて、そんな合掌造りの家々の絶景を眺めるのはもちろんですが、どうせなら合掌造りの家屋に泊まってみるのはいかがでしょう。1日1組限定で宿泊できる民宿「勇助」の家屋は、加賀藩宮大工が手がけた合掌造り。

宿泊すれば、1階の囲炉裏から高い天井と太い梁などの構造を眺めながら、味わい深いお茶をいただけます。2階、3階には五箇山の歴史を紹介する展示コーナーも。五箇山和紙でつくったカイコ模型や、当時の生活用具を展示し、養蚕業を営んでいた頃を偲ばせています。「世界遺産」に泊まり、里山の旬の食材をいただくという贅沢。富山県ならではの旅の魅力が、ここにあります。

TOP
  • ふるさと巡りの経路検索なら
  • 全国の逸品大集合 ご当地モール

都道府県リストから選ぶ

北海道 北海道
東北 青森県岩手県宮城県秋田県山形県福島県
関東 東京都神奈川県埼玉県千葉県茨城県栃木県群馬県山梨県
信越・北陸 新潟県長野県富山県石川県福井県
東海 愛知県岐阜県静岡県三重県
近畿 大阪府兵庫県京都府滋賀県奈良県和歌山県
中国 鳥取県島根県岡山県広島県山口県
四国 徳島県香川県愛媛県高知県
九州 福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県宮崎県鹿児島県
沖縄 沖縄県

勝手にふるさとランキング